アニメキャプチャー解説

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シンボル:時計、6

Charlotte(シャーロット)
第11話


 

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 三人を同時に映さずわざわざ切り離したのは、兄との距離感を強調するためだろう。
別々に映すことで、同じ空間にいるはずなのに違う場所にいるような雰囲気がある。


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 三人を同じフレームにいれても、両者の距離が遠く感じる。
ここでは両者の間にテーブルやイス、壁にある巨大なファンがあり物理的に距離感を出している。
また、壁にある黒い線が両者を区切るため、関係性が薄く感じる。
間にあるファンが兄弟を結びつけたという解釈もできるだろう。


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 壁にはゆっくりと回る巨大なファンが取りつけられているが、真っ先に連想するのは時計だろう。
これはもちろんタイムリープの能力を反映した装置だが、主人公・乙坂有宇が獲得した崩壊の能力が暴走し停止してしまう。

この状況は、敵に有宇のタイムリープを阻止され崩壊の能力を発動させる展開と合致する。

時計は過ぎ行く時を表すので、それに亀裂が走り止まるということはただならない出来事を暗示している。

 また、羽の数・6についても少し調べてみた。
キリスト教では神が世界を六日間で創造したことから完全性を象徴する。

七日間ではないのか?
と思ったのだが、神は六日間で世界を作り、七日目は休んだということだった。